スマホケースの制作に重要なRGBとは?
オーダーメイドでどこにもない世界に一つだけのオリジナルスマホケースを作りたいと思っているみなさん。
みなさんは「RGB」「CMYK」といった言葉についてはご存知でしょうか?
これらはどちらも「色の三原色」を指す言葉です。
この2つの言葉の違いをきちんと理解していないことには、実際できあがったオリジナルスマホケースが想像していた色と違う、といったことも起こるかもしれません。
そこで、今日の記事ではこの「RGB」と「CMYK」に関して詳しくご説明します。
□RGBっていったい何?
RGBは「光の三原色」のことを意味します。
Rが赤(Red)、Gは緑(Green)、Bが青(Blue)をそれぞれ指しています。
RGBで表現されているものはPCやスマホ、デジカメ、テレビのモニターなどが代表的です。
RGBの特徴として、色を混ぜるほどに明るくなって白色に近づいていくことが挙げられます。
そのためRGBは「加法混色」とも呼ばれています。
□CMYKって?
一方、CMYKとは「色料の三原色」のことを意味します。
Cがシアン(Cyan)、Mはマゼンタ(Magenta)、Yがイエロー(Yellow)、Kはキープレート(Key plate)を指します。
キープレートは「黒」のイメージで大丈夫です。
一般的なカラー印刷の多くはCMYKで表現されています。
CMYKは色を混ぜるほど暗くなり、黒色に近づいていくという特徴を持っています。
そのため「減法混色」と呼ばれています。
RGBとCMYKのそれぞれについての説明をしてきましたので、
次に、この2種類には一体どんな違いがあるのかについて説明いたします。
□RGBとCMYKの違いは?
RGBとCMYKの最大の違いとして挙げられるのは「再現できる色の領域が違う」という事です。
CMYKはRGBより表現できる色が少なくなっています。
そのため、IllustratorやPhotoshopなどのソフトでRGBモードを基にデータ作成しても、
実際に印刷するインクがその全てのカラーを表現することはできず、
想像よりもくすんだ色合いのオリジナルスマホケースになってしまうことがあります。
まとめ
今日の記事ではオリジナルスマホケースを作る時にぜひ覚えておきたいRGBとCMYKの特徴と違いについてお話しました。
RGBが光の三原色、CMYKは色料の三原色と覚えておきましょう。
両者の大きな違いは再現できる色の領域が異なる、という事です。
そのため、PhotoshopやIllustratorでデザインデータを作成される際には、
CMYKモードで作って確認した方が良いかもしれません。
オリジナルスマホケースを作ろうと検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね!